青海苔（アオノリ）

食と健康に関する辞典

（サイトの主旨）
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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青海苔（アオノリ）

食用にするのは、スジアオノリ、ウスバアオノリ、アオサなどです。スジアオノリは、日本各地の淡水の流入する沿岸や汽水域に生育します。青海苔の中では、最も美味で高級とされ、「すき青海苔」として販売されます。高知県四万十川や徳島県吉野川の養殖が有名です。アオサは、乾燥粉末の「青粉」の主原料とされます。
青海苔の栄養成分としては、鉄、カルシウム、ビタミンＣ、Ｅなどが豊富に含まれます。鉄は、赤血球のヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を運びます。鉄が不足すると、酸欠状態を招き、貧血の原因となります。カルシウムは、骨や歯の成分となるほか、筋肉を動かすのにも不可欠でし、ホルモンの分泌や神経の調節にも関わっています。ビタミンＣは、皮膚や筋肉、骨、血管の細胞をつなぎ合わせる役目をするたんぱく質でｓるコラーゲンの生成と保持にビタミンＣは欠かせません。美白、免疫力の強化、かぜや生活習慣病、がんの予防など、多彩な働きをもちます。ビタミンＥは、老化やがん化の原因と考えられる有害な活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を防止します。

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