牛肉栄養

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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牛肉の栄養



牛肉に含まれる主な栄養成分は、たんぱく質と脂質です。穀物には少ない必須アミノ酸のリジンが豊富に含まれます。たんぱく質は、筋肉や内臓、血液、免疫物質、神経の伝達物質などの体の主要な部分を構成します。子供の成長はもちろん、体力の維持や回復には欠かせません。牛肉に含まれる脂質は、飽和脂肪酸が多く、エネルギー源として効率が高く、リンパ球の働きを活性化する作用などもありますが、摂り過ぎると動脈硬化などの生活習慣病の原因となります。脂質の含有量は、部位によって大きく異なり、ヒレが少なくサーロインやリブロースが多くなります。
ミネラルでは、鉄が豊富なことが特徴的です。牛肉に含まれる鉄は、ヘム鉄と呼ばれ、野菜や豆類に含まれる非ヘム鉄に比べ、吸収率が数倍よいことが知られています。ビタミンCが豊富な緑黄色野菜といっしょに食べると、さらに吸収率が高まります。鉄は、体内では赤血球のヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を運ぶ役割をになっています。亜鉛も多く含まれていますが、亜鉛には傷の回復や子供の発育、味覚を正常に保つなどの働きがあります。不足すると、風邪をひきやすくなったり、肌荒れや抜け毛の原因ともなります。

和牛とは、日本で改良された牛で、黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種の4品種のみ、和牛と表示できます。高品質で味はよいが、飼育に時間と手間がかかるため高額になります。日常的に利用されているのが、乳用種去勢牛と交配種で、国産牛の表示で出回っています。


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