豚肉(ぶたにく)

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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豚肉(ぶたにく)



大型種(100g当たりの主な食品成分)
エネルギー
(kcal)
コレステロール
(mg)
脂質
(g)
たんぱく質
(g)
ロース(脂身つき)
263 61 19.2 19.3
もも(脂身つき) 183 67 10.2 20.5
ヒレ(赤肉) 115 64 1.9 22.8
ばら(脂身つき) 386 70 34.6 14.2

ビタミンA
(μg)
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
鉄分
(mg)
カルシウム
(mg)
ロース
(脂身つき)
6 0.69 0.15 0.3 4
もも
(脂身つき)
4 0.90 0.21 0.7 4
ヒレ(赤肉) 2 0.98 0.27 1.1 4
ばら
(脂身つき)
10 0.54 0.13 0.6 3


中型種(100g当たりの主な食品成分)
エネルギー
(kcal)
コレステロール
(mg)
脂質
(g)
たんぱく質
(g)
ロース(脂身つき) 291 62 22.6 18.3
もも(脂身つき) 225 71 15.1 19.5
ヒレ(赤肉) 112 65 1.7 22.7
ばら(脂身つき) 434 70 40.1 13.4

ビタミンA
(μg)
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
鉄分
(mg)
カルシウム
(mg)
ロース
(脂身つき)
6 0.77 0.13 0.3 3
もも
(脂身つき)
5 0.90 0.19 0.5 4
ヒレ(赤肉) 2 1.22 0.25 1.2 4
ばら
(脂身つき)
9 0.45 0.11 0.6 3


コレステロールは、肝臓で合成される脂質で、胆汁酸合成の材料となったり、細胞膜やホルモンの材料となったり、人体には欠かせない成分ですが、摂り過ぎると動脈硬化や高脂血症の原因となります。脂質は、体の熱やエネルギー源となったり、ホルモンや胆汁の材料となるほか、ビタミン類の円滑な吸収に不可欠な栄養素です。しかし、過剰に摂取すると体脂肪として体内に蓄積され肥満に直結し生活習慣病の原因となります。たんぱく質は、筋肉や内臓、血液、免疫物質、神経の伝達物質などの体の主要な部分を構成します。ビタミンAは、皮膚や内臓、目の粘膜を強化し、免疫細胞の働きを活性化します。ビタミンB1は、糖質が分解されてエネルギーに転換されるのに不可欠な栄養素です。豚肉は、他の肉類に比べてビタミンB1が格段に多いのが特徴です。ビタミンB2は、細胞の再生や成長促進、脂肪の燃焼、過酸化脂質の生成防止などに深くかかわる栄養素です。鉄分は、造血や貧血の予防に効果があります。カルシウムは、骨や歯を丈夫にします。


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