海老

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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海老(エビ)



日本の海老の需要は増える一方で、輸入は国産の10倍以上にもなり、世界各国から大量に輸入されています。クルマエビに始まった養殖も、世界各地で多くの種を対象に行われるようになっています。エビは約3000種あるといわれ、日本で食用される主なエビは、刺身や寿司種にするアマエビやボタンエビ、天ぷらによく用いられるクルマエビやタイショウエビ、天丼や天ぷらそばに用いられるブラックタイガー、かき揚げやしんじょにするシバエビ、さっとゆでたり、から揚げにするサクラエビ、結婚式によく用いられるイセエビなどがあります。日本には産しないが、オマールエビも近年大量に輸入されるようになっています。

エビは、高たんぱくで低脂肪な食材です。エビの甘みの成分は、遊離アミノ酸のグリシン、アラニン、ベタインなどによるものですが、ベタインにはコレステロールの上昇を抑えたり、糖の吸収を阻害する作用があります。コレステロールを減らしたり、心臓や肝臓の機能を高めるタウリンも多く含まれます。
殻が薄くそのまま食べるサクラエビは、カルシウムが豊富で骨を丈夫にします。殻に含まれる不溶性の食物繊維キチン質には、抗がん作用や免疫力を活性化する作用、腸内環境を整える作用があります。
イセエビには、カリウムやリン、ナイアシンなどが多く含まれます。カリウムは、余分なナトリウムを排泄し、高血圧を予防します。ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。


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