二日酔い解消

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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二日酔い解消



酒を飲んで体内に吸収されたアルコールは、肝臓に運ばれ、アルコールをアセトアルデヒトに分解し、それを酸化して酢酸と水にかえて無毒化します。この肝臓の処理能力を超えた量が体内に入ると、血中のアセトアルデヒトの量が多くなり、二日酔いの症状が現れます。二日酔いを解消する原則は、お茶をたくさん飲み、血中のアセトアルデヒトの濃度を薄め、尿とともに排泄することです。二日酔いに効くといわれる食品としては、シジミがあります。シジミは、昔から肝臓によいよいわれますが、ミネラルやビタミンが豊富で、消化吸収のよい良質なたんぱく質を含むからです。特に必須アミノ酸のメチオニンやグリコーゲンは、肝臓の働きを支え機能を高めます。大根おろしを小鉢1杯飲むと、二日酔いの症状がやわらぐといわれています。おろすときは、よく洗って皮のまま用います。皮にビタミンCが多く含まれ、これが肝臓の働きを助けてアセトアルデヒトの分解を促進するといわれています。小豆も昔から二日酔いに効くといわれてきました。20〜30gの小豆を400mlの水で半量になるまで煎じ、1日数回に分けて、その都度温めて飲みます。小豆には、解毒作用、利尿作用があって二日酔いを治すといわれています。コーヒーの主成分のカフェインには、アセトアルデヒドの排泄促進などの働きがあります。梅に含まれるピクリン酸は、肝機能を強化し二日酔い防止に効くといわれます。


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