ギムネマ

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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ギムネマ



ギムネマは、インド原産のギムネマ・シルベスタという植物の葉から抽出されたエキスです。ギムネマには「糖をこわすもの」という意味があり、古代インドの伝統医学アーユルヴェーダにも登場し、古くから糖尿病の治療薬として珍重されてきました。成分のギムネマ酸には、小腸での糖質(ブドウ糖)の吸収を抑える働きがあります。食事から糖を摂取しても吸収が抑えられ、血糖値の上昇を抑制できます。反面、血糖値が必要以上に下がることもありません。また、ギムネマ酸は、味覚に働きかけ砂糖の甘みを全く感じなくさせる作用もあります。お菓子などを食べても甘みを感じなくなるので、食べたいと思わなくなります。肥満防止やダイエットにも効果が期待されます。この他、腸で吸収されなかった未消化物は、食物繊維と同じような働きをし便の量を増やすため、便秘解消にも有効です。さらに虫歯菌によるグルカン合成を抑えるので、虫歯を予防します。
ギムネマ茶やサプリメント、ギムネマキャンデーとして販売されています。


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