羊肉

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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羊肉



セイゴ1年未満の子羊の肉をラム、1年以上の成羊の肉をマトンといいます。ラムは、マトンよりやわらかく、羊肉独特のくさみも少ないので、ラムが中心に消費されています。マトンは、主にソーセージなどの加工肉に使われています。羊といえば、北海道のジンギスカン料理が有名ですが、生産量は少なく、オーストラリアやニュージーランドからの輸入でまかなっています。

主な栄養成分は、他の肉類と同様たんぱく質と脂質ですが、羊肉にはアミノ酸の一種であるカルニチンという栄養素が含まれているのが特徴です。カルニチンは、脂肪の代謝に深く関わり、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを低下させたり、肝臓への脂肪蓄積を抑える働きがあります。カルニチンは、必須アミノ酸のメチオニンとリジンの2つのアミノ酸により体内でも合成されますが、この合成する力は加齢とともに落ちていきます。細胞の再生や成長促進、エネルギーの代謝を促すビタミンB2や貧血を予防する鉄も多く含まれています。
脂質には、飽和脂肪酸のステアリン酸が多く、冷めるとかたまりやすく、やや消化されにくいので、熱いうちに食べましょう。


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