マテ茶

食と健康に関する辞典

（サイトの主旨）
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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マテ茶

マテ茶は、南米原産のモチノキ科の常緑低木であるゼルバマテの葉・茎を用いた健康茶です。グリーンマテ茶とローストマテ茶の二種類あります。アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイなどで広く愛飲されています。南米の山岳地帯では、ガウチョといわれる牧童が牛や羊を追って生活しています。食料事情は、肉に頼り野菜が欠乏しがちでしたが、彼等の健康状態は極めて良好です。そこで彼等の食生活を学者達が注目し、研究の結果マテ茶に豊富なミネラルとビタミン類が含まれていて、野菜の欠乏を補っていることを発見しました。
マテ茶には、葉緑素、鉄分、カルシウム、カリウムなどが多く含まれます。また、活性酸素を消去し、酸化ストレスを防止するフラボノイド、血管拡張作用や利尿作用のあるテオフィリンやテオブロミンが多く含まれます。このため滋養、血行促進、高血圧の予防、疲労回復、ビタミン補給、ダイエット、利尿、腎臓機能の向上などの効果があるといわれます。

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