マスタード(カラシ)

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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マスタード(カラシ)



マスタードには、和カラシ(オリエンタルマスタード)、ブラックマスタード(黒カラシ)、ホワイトマスタード(白カラシ)の3種がありますが、いずれもブララナ科カラシナの一種で、完熟した種子を用います。有史以前からレバノン近辺で栽培され、エジプトや中国に伝わっていったと考えられています。種子のままでは辛味はなく、粉末にして少量の水や湯で溶くと、特有の辛味や芳香を発します。粒のあるマスタードは、種皮ごと粗挽きにしたものです。
和カラシやブラックマスタードに含まれる辛味の成分シニグリンは、わさびにも含まれ鼻にツーンとぬける強烈な辛さがあります。ホワイトマスタードの辛味成分は、シナルビンという物質でソフトな辛さです。日本で使われているマスタードは、ほとんどがカナダからの輸入物です。

マスタードには、消化促進、お腹にたまったガスの除去、鎮痛、消炎、利尿、新陳代謝の活性化などの作用があり、食欲不振や腹部膨満などに効果があります。外用として湿布すれば、リウマチや神経痛、気管支炎の痛みを鎮めます。


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