ナマコ(海鼠)

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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ナマコ(海鼠)



日本近海では、約200種知られていますが、食用になるのはマナマコ、クロナマコ、オキナマコ、キンコなど数種類です。日本各地で最も普通に見られるのがマナマコで北海道から九州まで広く生息しています。内臓を塩辛にしたものが「このわた」で古くから珍味として知られていました。体壁を乾燥した「干しナマコ」は中華料理の食材として珍重されています。キンコは、寒冷性のナマコで北海道から東北地方に分布します。干しキンコは、最高級の中華食材として扱われます。

ナマコは、ほとんどが水分で、栄養素はあまりありません。低カロリーでコレステロールもごく少量しか含まれていません。ただ、コラーゲンが多く含まれます。コラーゲンは、細胞と細胞をしっかりつなぎ、細胞に栄養分や酵素を行き渡らせ、新陳代謝を活発にします。肌にうるおいを持たせ、しわやしみを防ぐ効果や骨粗しょう症も予防する効果があります。ナマコの体からは、白癬菌に抗菌作用をもつホロトキシンという成分が抽出され、水虫の治療薬となっています。


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