リン

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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リン



リンは、動植物に広く分布する元素です。人では、体内に含まれる量がカルシウムに次いで多いミネラルです。カルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯を構成する主成分となるほか、脳神経や細胞膜を形成し、細胞の成長や分化に働きます。また、ビタミンB1やB2と結びついて補酵素となり、糖質の代謝にも関係します。ナイアシンの活性化を促し疲労回復を助けたり、血液中の酸とアルカリのバランス保持にも関係します。ATP(アデノシン三リン酸)などの高エネルギーのリン酸化合物を作り、エネルギーを蓄えます。

リンは、肉や魚、卵、乳製品、穀類など幅広く食品に含まれているほか、食品添加物として加工食品やスナック菓子、清涼飲料水などに使用されているので、不足することはまずありません。むしろ過剰摂取気味とされています。過剰摂取によりリンが血液中に増えすぎると、骨に蓄えられているカルシウムを血液中に放出してバランスを保とうとします。骨や歯の形成に不可欠なリンですが、取り過ぎると逆に骨をもろくしてしまします。


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