リンゴ

食と健康に関する辞典

(サイトの主旨)
健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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リンゴ



リンゴは、東部ヨーロッパ、西部アジア原産で、日本には江戸時代に中国から伝わりましたが、本格的に栽培されるようになったのは明治初期に西洋種が入ってからです。品種は多く、世界に2000種以上あるといわれます。

リンゴの主成分は糖質で、主に果糖とブドウ糖で、酸味の成分はリンゴ酸とクエン酸なので、疲労回復に効果があります。果物としては珍しくビタミンCの含有量が少なく、他のビタミンもほとんどありませんが、食物繊維のペクチンが豊富なことが特徴です。ペクチンは、水溶性で、水に溶けるとゼリー状に固まり、便秘のときは水分のなくなった便を柔らかくして排便を促し、下痢のときは腸壁を守ります。また、乳酸菌などの善玉菌を増殖させ、腸内環境を整えます。こうしたことから、リンゴは下痢にも便秘にもよいといわれています。さらにペクチンは、コレステロールを下げ、動脈硬化の予防にも役立ちます。ただし、ペクチンは、果肉より皮に多いので、皮ごと食べたほうが効果的です。

ミネラルでは、カリウムが多く含まれ、余分なナトリウムを排泄するので高血圧の予防に役立ちます。赤い皮に含まれる色素成分は、アントシアニンで有害な活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、老化や生活習慣病の予防にも効果が期待できます。


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