脂溶性ビタミン

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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脂溶性ビタミン



脂溶性ビタミンとは、水に溶けにくく油脂に溶けやすいビタミンの総称で、ビタミンA、D、E、Kの4種をいいます。特に体内でビタミンAにかわるカロチンは、油に溶けた状態の吸収力が大いに高まります。体内に蓄積が可能なので、大量摂取すると中毒症状が出ます。
ビタミンAの過剰症には、皮膚の荒れ、骨の痛み、食欲喪失、出血、肝肥大、吐き気、頭痛などがあります。ビタミンDの過剰症は、腸管からのカルシウム吸収高進により高カルシウム血症が起こり、血清リンが上昇し、腎臓、心筋、動脈、副甲状せん、肺などに多量のカルシウムが沈着します。ビタミンEは、特に過剰症が問題になることはありませんが、高血圧の人は血圧が上がることもあります。ビタミンKも、特に過剰症の問題はありませんが、血栓症などで血液が凝固しやすい人は注意が必要です。


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