唐辛子(トウガラシ)

食と健康に関する辞典

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健康の基本は、食にあります。「食と健康に関する辞典」では、野菜を始めとして魚介類、肉類など様々な食材の栄養成分とその働きや生活習慣病などの病気との関わりをわかりやすく説明しています。また、栄養やサプリメントなどに関する知識をコンパクトに紹介しています。

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唐辛子(トウガラシ)



トウガラシは、熱帯アメリカ原産で、数千年前から広く栽培されていました。新大陸発見からヨーロッパに持ち込まれ、アジアからアフリカまで世界中に広まりました。赤い完熟果実、青い果実、葉を利用します。スパイスとしては、完熟した赤い果実を乾燥させたものを主に用います。品種は、多く、色、形、大きさ、辛さもさまざまです。日本での栽培品種は、鷹の爪、本鷹、八房などの細長種です。辛味がなく野菜として利用されるシシトウなどの甘み種のトウガラシもあります。

辛味の主な成分であるカプサイシンはアドレナリンの分泌を高めて、グリコーゲンや脂肪の分解が促進されエネルギー代謝が高まります。体脂肪をエネルギーとして消費するので体脂肪の低下が期待されます。しかし、食品として食べることで体脂肪低下を期待するには、相当を食べる必要がありますが、とりすぎると胃腸粘膜があれ、味覚異常、神経障害などがでることがあります。発汗、血行促進、消化液の分泌、鎮痛などの作用もあります。ビタミンCとカロチンも豊富に含まれ、カプサイシンにはビタミンCの分解を防ぐ効果もあり、抗酸化作用が高まるので、動脈硬化の予防・改善に有効とされています。


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